愛知・名古屋を中心に活動するRomanesco Romanが、ニューEP『もう行くね』を6月10日(火)にリリースしています。
EP『もう行くね』は、悲しみや憂いの中でも自分自身の背中を押すことができるような、内省的でありながらも力強い意思をテーマとした作品。サウンド面ではオルタナを軸にしつつもインディー・ロックやシューゲイザー、ドリーム・ポップを内包したバンド・サウンドがアイコニックなヴォーカルを際立たせ、メランコリーかつキャッチーな音像を構築しています。
レコーディング・ミックス・マスタリングを担当したのは、名古屋を拠点に独創的な音楽を発信するインディー・ロック・バンド“
EASTOKLAB”のHayato Hioki(vo,Syn,g)。Hayato Hiokiの持つ豊かな音楽的知見とバランス感覚が存分に発揮され、Romanesco Romanが作る楽曲群を1つの作品へと昇華させています。
リード曲「Thinking out」は、EPのテーマを象徴する作品で、ドリーミーかつロックなサウンドスケープが揺れ動く感情を表現。自問自答を繰り返すアイコニックなヴォーカルに没入していった矢先、リフレインする言葉、突き抜けるキャッチーなメロディ、手に汗握るギター・ソロで夢から覚めるような爽快感。それなのに後味はなんだか切なく、曲が終わるとなんだか心にぽっかりと穴が空いてしまったような感覚に陥る楽曲になっています。