昨年秋、沖縄・桜坂劇場で開催された世界各地の土地に根ざした魅力的な音楽に耳を傾けるコンサート・シリーズ“Listening to the World”に出演しオーディエンスを沸かせた北欧エストニアの人気グループ、プーループ（PuuLuup）の再来日が決定。今回は、日本〜台湾〜香港を巡る東アジアのツアーの一環で、日本では11日27日（木）東京・青山 月見ル君想フ、11月29日（土）沖縄・那覇 桜坂劇場ホールBの2公演が開催。チケットは、8月8日（金）正午よりイープラスのプレオーダーが開始されています。

　プーループは、2014年に、Ramo Teder（ラモ）とMarko Veisson（マルコ）によって結成。エストニアの伝統弦楽器“ヒーウ・カンネル”を用いたデュオは、エストニア国内での数多くの公演に加え、世界各国で演奏し、多くの人々を魅了してきました。

　2024年には、バンド“5MIINUST（ファイブ・ミーヌスト）”とともにエストニア代表としてスウェーデンで開催された〈ユーロビジョン・ソング・コンテスト〉のグランドファイナルに進出しています。

　2人の音楽は電子音とヒーウ・カンネルを融合させながら、伝統音楽と現代音楽スタイルの狭間を行き来し、ワールドミュージック、アンダーグラウンド、ポップスと軽やかに戯れるサウンドが特徴的。時にダンサブルなビートで脈打ち、時にシネマティックで陰鬱な響きを帯びたその音楽は、伝統を内包したオリジナルな創作であり、パンクの古典や、ロマンチックでネオゾンビ的なポスト・フォークへの言及、そして教育的要素までをも含んでいます。