2023年に結成された3ピース・ロック・バンド”ジッカ”が、結成から2年の歳月を経て、待望の1stアルバム『そうです、ちがいます』を9月17日(水)にリリースしています。
収録曲は全12曲。新たに制作した7曲に加え、これまでに発表してきた5曲も再録 / リミックス / リマスターを施し、「album ver.」として新たに生まれ変わりました。
先行配信として8月20日に「12月」、9月3日に「太陽のターン」をリリースし、同日には「太陽のターン」のミュージック・ビデオも公開。これらの映像は撮影から編集までメンバー自身の手によるもので、楽曲同様、映像作品にも彼らの熱量が込められています。
制作は地元・兵庫のスタジオ「モンジャクシン」で行われ、エンジニア・篠原の協力のもと、アットホームな雰囲気の中で進められました。アルバムの構想ありきではなく、スタジオ・セッションを重ねる中で自然と曲が生まれ、「一度ここでまとめよう」と形になったのが本作です。
ジッカはメンバー全員が作曲に関わり、ギター・新免とベース・栗原のツイン・ヴォーカルを軸とした幅広い表現力が持ち味。楽曲の制作方法も、メンバーそれぞれのデモを膨らませるものから、スタジオ・セッションで偶然に生まれるものまで多様です。歌詞はヴォーカル2人がそれぞれ担当し、異なる視点や言葉が共存しています。
収録された12曲は、結成時から現在までのバンドの足跡そのものであり、一曲ごとに個性豊かな表情を見せています。アルバム全体を貫く統一感よりも、曲ごとの空気や感情を大切にしており、タイトル『そうです、ちがいます』には「この12曲をひとつに定義することはできない」という想いが込められています。