アイルランドはコーク出身のギターバンド、Cardinals(カーディナルズ)が、辛辣で政治的メッセージが込められた新曲「The Burning Of Cork」をリリース。あわせて、グレッグ・パーセル監督による緊張感あふれるミュージック・ビデオも公開されています。
「The Burning Of Cork」は、「Masquerade」に続き、2026年2月13日(金)にリリースされる彼らのデビュー・アルバム『Masquerade』からの2曲目の先行リリース。フロントマンのユアン・マニングは、「この曲のタイトルは、1920年12月にイギリス軍ブラック・アンド・タンズ部隊がアイルランドのコーク市を襲撃したテロ行為に由来しています。アルバム中で最も重く、威圧的な曲です」とコメントを寄せています。
アルバムは、プロデューサーのShrinkとともに、この夏にロンドンのRAKスタジオでレコーディングされ、今ホットな話題のレーベル「So Young Records」から発売。壮大でありながら親密さを漂わせ、ロマンチシズムと神聖なイメージで圧倒する全10曲が収録されます。
バラエティ豊かな楽曲群は、暴力、冷笑、憤りなどの感情が渦巻く曲(「Anhedonia」、「The Burning Of Cork」、「Barbed Wire」)もあれば、無邪気で無防備な曲もあり、素朴で真摯なフォークからメロドラマ風のゴシック・ロックも。メンバー全員のレコードへの愛着も反映され、強烈な前半と、ダークな後半のコントラストが、レコードのA面とB面のようにはっきりと区分された構成となっています。
[収録曲] 1. She Makes Me Real 2. St. Agnes 3. Masquerade 4. I Like You 5. Over At Last 6. Anhedonia 7. Barbed Wire 8. Big Empty Heart 9. The Burning Of Cork 10. As I Breathe