2003/09/04掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
1999年から毎年、東京は渋谷の街を舞台に続けられている音楽コンベンション「in the city」でありますが、今年のテーマは「J-STANDARD。(ジャパニーズ・スタンダード)」との事で、決して古びる事の無い様々なアーティストが登場します。中でも注目を集めそうなのがSHIBUYA-AXで4日間に渡って開催されるスペシャルライブ。例えば、
佐野元春プロデュースによる“SSW-そして僕は歌を書いた”と題されたイベントでは
YO-KING等のシンガーソングライターが登場しコラボレーションを展開するなど、その日によってコンセプトの違ったライブが展開されるわけでございますが、特に目を惹くのは
小林武史プロデュースによる10月4日最終日の“あいのうた”です。ここでは何と、
CHARAをヴォーカルにフューチャーした、あの
YEN TOWN BANDが初のライブを行うのです!
YEN TOWN BANDと言えば、御存知、
岩井俊二監督の映画
『スワロウテイル』の劇中のために結成されたユニット。名曲と名高い『Swallowtail Butterfly〜あいのうた〜』の大ヒットを生み、またアルバム『MONTAGE』は小林武史特有の生々しい演奏と陰湿でゴツゴツとしながらも、温もりのある録音で「J-STANDARD。(ジャパニーズ・スタンダード)」と呼ぶに相応しい、90年代を代表する名盤に数えられていますね。
CHARAのライブでは『Swallowtail Butterfly〜あいのうた〜』が歌われていますが、オリジナルのYEN TOWN BANDとして演奏されるのはこれが初めて! ライブでこそ聴きたい楽曲ばかりなだけに楽しみですね!
そしてこの“あいのうた”に登場するのはYEN TOWN BANDの他に、当然の事ながら、小林武史氏のメインフィールドである
MY LITTLE LOVER、そして、岩井俊二監督映画『リリイ・シュシュのすべて』から誕生した才人、salyuの3組となってます。まさに小林武史全開! 氏の活動の集大成とも呼べそうですね。
CHARA、AKKO、salyuの3人の個性派美女による饗宴も楽しみ! 貴方は誰が好みですか??