ポスト・パンク〜ニューウェーヴ時代を切り開いたバンド、キリング・ジョークのオリジナル・メンバーであり、自身のレーベル“ドラゴンフライ”にてサイケデリック・トランス・ムーヴメントを切り開いてきた、ユース（YOUTH）（写真はキリング・ジョークのデビュー作）。その彼がユース名義にて放つダブ・アルバム第2弾『The Secret Language of Ordinary Objects (a new chapter in dub vol.2)』(BFLWCD-74\2,415(税込))を6月9日に日本先行でリリースする予定です。

　ユースが参加したキリング・ジョークの一連作品や、彼がリミックスを手掛けた様々な楽曲からも彼のダブに対する愛情が感じられましたが、盟友ジ・オーブとの共作トラックで幕があける本作においても、根底に重く分厚いダブが流れた、スペーシーでトランシーなサウンドは相変わらず。70年代のティーンネイジ・パンクス時代にダブに大きな影響を受けたというユースが、愛して止まないダブに大いなるリスペクトを表したといえる本作。キリング・ジョーク好きも、ダブ好きも、みんな注目ですよ！　なお、日本盤にはボーナス・トラックが1曲追加収録される予定です。

(01) The Orb - Apple Tree in My Backyard - (youth and the orb)
(02) Lost at Last - Reggae Raga (Youth Remix)
(03) Dub Trees feat. Ronnie Barrac - Celtic Sufi (Recovered Memory Syndrome Remix)
(04) Youth & Pete Lazonby - Lifesong
(05) Youth - Spectral Beach (Mercury salt in my veins Mix)
(06) Youth - The Liquid Room (Vedic Fire Mix)
(07) Baraka - Luna
(08) Pitch Black - Electric Earth (Youth Remix)
(09) The Gentle Revlolution - Stealth and Cunning
(10) Dub Trees - The Golden Legend (Take me dancing where the mountains meet the sea mix)
(11) Youth - Prisoners of Dub
(12) Dub Trees feat Brother Culture - Don`t wanna lose your love

＊(12)はボーナス・トラック