日雇い労働者の街、大阪市西成区釜ヶ崎で38年間続く子どもたちの憩いの場「こどもの里」を舞台にしたドキュメンタリー映画『さとにきたらええやん』。好評につき東京での上映期間が延長となったことを記念して、重江良樹監督をはじめ、西成区出身の俳優・
赤井英和、同じく西成出身で本作の音楽を手がけたラッパー
SHINGO★西成をゲストに迎えたトーク・イベントを6月29日(水)に東京・ポレポレ東中野で行ないます。
「こどもの里」を舞台に、全力で生きる子どもたちと、彼らに全力で向き合う職員や大人たちに密着し、彼らが“しんどさ”と関わり向き合いながら共に立ち向かう姿を描く『さとにきたらええやん』。赤井英和は本作について、「西成釜ヶ崎はボクの地元です。ボクも40数年前中学生の時、西成警察近くに“いこいの家”というのがあったんを思い出しました。年のはなれた姉兄は家を出ていて、両親は共働き、よく“いこいの家”で遊んだり、勉強させてもらってました。いってきます、おかえり、おおきに、ごめんなさい、いただきます、ごちそうさま、街も人も声かけあって、こんなんやったやん、こんなんがええやん! 宝物の“さと”の子どもが教えてくれる、ボクたちの大事にせなあかんもん」と言葉を寄せています。