フランスの西に位置するウェサン島のホーム・スタジオ「The Eskal」でアナログ録音されたアルバムには、新曲3曲を含む全25曲を収録。公開中の「Monochrome」についてティルセンは「この曲の元々のヴァージョンはヴァイオリンとハープシコードがたくさんオーバーダビングされていて、常々それが、歌詞や楽曲全体をマスキングしているように感じていた。もちろん、だからといって、僕がこのヴァージョンを嫌いというわけではないのだが、私としてはもっと曲のアレンジをシンプルにして、まっすぐに歌にもっと比重を置いて誰かに歌ってもらったほうが歌詞自体がもっと伝わると思っていた」とコメント。また公開中のもう一曲「Introductory Movement」と「Prad」でギターを弾き、「Thinking Like A Mountain」ではジョン・グラントとともにライミングしているスティーヴン・オマリーについては「私はステファンの繊細さ、音楽センス、そして彼の優しさに物凄くびっくりさせられた。彼はここにやって来て、まさに正しい事を正しいタイミングでやってのけた。壁がビリビリと震えていたよ。それはもう美しく、そしてとても正確だった」と述べています。