東京を拠点に活動を展開している3人組ミニマル・ファンク・バンド、Wool & The Pantsが、米ワシントンのアンダーグラウンド・レーベル「PPU(Peoples Potential Unlimited)」から2019年にLPとしてリリースした1stアルバム『Wool In The Pool』を、6月17日(水)にCD(PCD-20422 2,000円 + 税)としてリリースします。
2019年に独ベルリンでリリースされたコンピレーション・アルバム『Music for Extinction Rebellion』への参加や、思い出野郎Aチームのパーカッショニストにして「MAD LOVE Records」を主宰するDJ サモハンキンポーと共にイベント〈Bottom of Tokyo〉を不定期開催したり、国内外のイベントへ出演したりするなど、活動の幅を広げているWool & The Pants。「ele-king」編集長の野田 努が「誤解を恐れずに言えば、ブルーハーブや七尾旅人、坂本慎太郎のような人たちが出てきた時に感じたメインストリームに対する存在感・異物感。彼らはそうしたアーティストの系譜にいるように思えてならない」と評するなど、独特のファンク・サウンドで注目を集めています。
本作は、「PPU」より“日本人初”のアナログ・リリースを果たし、坂本慎太郎が2019年のベスト・ディスクの一枚として紹介するなど、早耳リスナーの間で話題となっていた作品。野田 努が「フィッシュマンズがじゃがたらをカヴァーしたらこうなったのではないかと思える曲に出くわした」と表現した「Edo Akemi」や、“Durutti Columnがトリップホップをやったかのよう”“Young Marble Giantsのジャズ / ファンク・ヴァージョン”と形容された「Just Like A Baby Pt. 3」、昨今の洋楽シーンとリンクしながらも泥臭ささを兼ね備えたロウ・ファンク・ナンバー「Bottom Of Tokyo」など全8曲を収録しています。
■2020年6月17日(水)発売 Wool & The Pants 『Wool In The Pool』 CD PCD-20422 2,000円 + 税 ※CD特典として未発表音源「stoned #2」DLカード封入
[収録曲] 01. Bottom Of Tokyo 02. Just Like A Baby Pt. 3 03. Sekika 04. Soredake 05. Wool In The Pool 06. Kudo 07. Edo Akemi 08. I've Got Soul