音楽配信サービスSpotifyで北米を中心に24万回以上の再生数を獲得したFAINTSの楽曲「2002 CIVIC」の日本語詞ヴァージョンが、9月8日(水)に配信リリースされています。
FAINTSは、その圧倒的な歌声のみで魅了する謎の覆面シンガー。自分が作り出す音楽で評価され、リスナーに感動を与え、多くの共感を得ています。そして、世界中の人に自分の作品を愛してもらうことを目的とし、日々アーティスト活動を行なっています。
そんな流ちょうな発音と伸びのある歌声によって独自の世界観を表現してきたFAINTS。完全英語詞で表現されていた1stシングルとは対照的に、日本語詞でダイレクトに耳に入ってくることにより、楽曲のストーリーや情景がはっきりと伝わってくる渾身の1曲になっています。また、今後メディアへの出演も随時予定されているので、彼の人となりや歌声以外の声を聴いてみたい方は、FAINTSのオフィシャルSNSで告知される情報をご確認ください。
[コメント]「2002 CIVIC」は、恋愛の始まりを題材に描いています。そこまで若くはないけど成熟してるとも言えないくらいの大人の恋を描いていて、まだ気持ちを伝えられない車内の描写から始まってます。
タイトルの一部にもなっているCIVIC。アメリカでもポピュラーで、高価な車ではなくどちらかというと庶民的な車です。
キャデラックとかランボルギーニとかそういった高級車を題材にしてギラギラさせるブラックミュージック的なイメージで使う車ではないので、素朴なイメージやストーリーがFaintsの歌に合うのと、日本人である僕をなんとなく匂わせるという意図もあり、タイトルに組み込んでいます。また、2002年製のCIVICをチョイスしたのは、現地(アメリカ)の人間をノスタルジックな気分にさせる効果もあると、歌詞を共作していただいた伊藤涼さんが仰っていました。これについては日本に住む僕にはわからない感覚なのですが。
「好きで好きでワカレギワ 君が僕の事好きか知りたくて」というサビがとても印象深く、この曲のエモーショナルなところです。曲全体としての言いたい部分は至ってシンプルで、相手を想うストレートな恋愛感情を歌詞にしています。これに対して「2002 CIVIC」というタイトルが意味深でクールに感じていて、作品として締まるのが個人的にとても気に入っています。―― FAINTS