知る人ぞ知る福岡の脱力系3ピース・バンド“シナプス”が、10月13日(水)に3rdアルバム『グリーンカード』をデジタル・リリース。本作は、HIP LAND MUSICによるデジタルディストリビューション&プロモーションサービス「FRIENDSHIP.」がデジタル・リリースをサポートしています。
今作は、フォークやJ-POPを基調としたアコースティック・サウンドとバンド・サウンドのアンサンブルがどこか懐かしさを感じさせ、歌詞に込められているメッセージがしっかりと届く仕上がりとなっています。シナプスの真骨頂であるツインヴォーカルはビー玉のように純粋で真っ直ぐな歌声であり、聴いた人の心を掴んで離さないでしょう。
また、リリースに合わせて、リード・トラックである「宇宙論2」のMVがシナプスのYouTubeチャンネルにて公開されています。
[コメント]今回のアルバムのタイトルは、「グリーンカード」としておりますが、このグリーンカードというのは、サッカーにおいて、審判が選手のフェアプレイに対して「君いいね」って感じで出すカードのことです。試合の勝敗などには一切影響しないのですが、「君いいね」という評価は、されると嬉しいものです。
シナプスからこのアルバムに辿り着いた皆さんに対して、「君いいね」って感じで出したのがこのアルバムです。時間は一方向だけに流れるものではないことに注意して聴いていただければ幸いです。我々シナプスは、カテゴライズすることが難しい自分達の音楽に対して、シナプスという語を形容詞化して、「シナプティックサウンド」と呼んでいます。この合言葉を、ぜひとも流行らせていきたいと考えています。
今回のリードトラックである「宇宙論2」は、全8曲から成る宇宙論シリーズの2番目にあたります。ラブソングです。愛を歌うときは、事象の説明にならないように注意しなければいけません。愛の対象を具体化しすぎないように注意しなければいけません。嘘をついてはいけないという意識に縛られないように注意しなければいけません。リアルなラブソングとは、真実ばかりで形成されていたりはしないものです。あまり考えすぎず、リラックスできる体勢で聴いていただきたいです。
P.S. 今回公開される宇宙論2のMVは、ボーカル中島の弟が制作してくれました。とある宇宙人に、3人の若者が連れ去られるという、切なくも暖かい作品となっております。どうぞお楽しみください。――シナプス