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オーパス・アルテ20周年、パッパーノ指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場の『フィデリオ』が発売

2021/12/14 13:13掲載
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オーパス・アルテ20周年、パッパーノ指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場の『フィデリオ』が発売
 英国ロイヤル・オペラハウスをはじめとするパートナーのオペラ、バレエ、演劇の映像作品を中心にリリースしてきた英国のレーベル「オーパス・アルテ」が設立20周年を迎えたのを記念して、アントニオ・パッパーノ指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団合唱団のベートーヴェン:歌劇『フィデリオ』がBlu-rayとDVDで2022年1月28日(金)に発売されます。日本語字幕付き。

 ベートーヴェン生誕250年にあたる2020年、新型コロナが蔓延する直前の3月13日に英ロンドンのコヴェント・ガーデン王立歌劇場での収録。演出を担当したトビアス・クラッツァーは、この作品のジングシュピール(歌芝居)としての特性を生かし独自の台詞を追加。第1幕はオリジナルの時代設定、第2幕では舞台上にフィデリオの時代場面とそれを見守る現代人のオブザーバー(合唱団)を共存させるというユニークな演出により、オリジナルのストーリーを読み替えることなく作品の演劇性を高めています。力強さと抒情性をあわせ持つレオノーレ役のリーゼ・ダヴィドセン、個性豊かな表情を見せるマルツェリーネ役のアマンダ・フォーサイスの女性コンビの歌唱演技が舞台をリード。フロレスタン役としてヨナス・カウフマンの降板に伴い急遽舞台にあがったデイヴィッド・バット・フィリップの熱唱、看守長ロッコを演じるベテラン、ゲオルク・ツェッペンフェルトの説得力あふれる歌唱など男声歌手陣も万全です。パッパーノが率いるオーケストラと合唱団が作品に美しい彩りを与えながら、劇的な音楽作りで全体をしっかりと支えています。

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