ヒップホップとR&Bを自在にミックスしたエクレクティックなサウンドスタイルで注目を集めるシンガー・
AKIRAが、9月17日(水)にニュー・シングル「inner child feat. anpyo」を配信リリース。
本作は、社会に馴染むための均衡や操作感覚、その裏に渦巻くノイズをそのまま吐き出したような一曲。karakusa beatsによるトラックは、ざらついたブルースのような質感と、都会的な硬さを同居させたサウンドスケープ。そこにAKIRAとanpyoの声が交差し、理性と衝動、抑圧と解放を往復します。
繰り返される「檻の中のブルースが鳴いてる、飼い殺してる、inner child」というフレーズは、抑え込んだ感情と向き合うことの痛みをそのまま突きつけます。それでも、弱さに目を逸らさずに歌うことで、聴く者の奥底に眠る“もう一人の自分”をそっと揺さぶっていきます。元Pitch Odd Mansionのメンバーでもある名古屋出身のラッパー・anpyoが客演参加し、曖昧で均質化した日常にうずもれる心を解き放つ、濃密なコラボレーションとなっています。