故・
松田優作の出身地である山口県で行なわれている〈周南「絆」映画祭〉にて、彼の志を受け継ぐクリエイターを発掘すべく2012年に新設された脚本賞〈松田優作賞〉。その第一回グランプリ作品となった脚本家・足立 紳による『百円の恋』が、
安藤サクラを主演に迎え待望の実写映画化を果たし、12月20日(土)に公開されます。山口県ではMOVIX周南ほかにて11月15日(土)より先行ロードショー。
また主題歌は、ロック・バンドの
クリープハイプによる書き下ろし曲「百八円の恋」に決定。この曲は11月5日(水)にCDシングルで発売されます。
女と男の挫折と再生という普遍的なテーマに挑みながらも、人間の弱さと強さを真っ向から描ききった骨太な物語が展開される『百円の恋』。ハードなボクシング・シーンとラブ・シーンが必須となる本作の主人公“一子”役は、700通以上の応募から書類選考を重ね、オーディションによる最終選考の結果、安藤サクラが選出。相手役の定年間近のプロボクサー“祐二”役には人気実力派俳優の
新井浩文。また、
根岸季衣、
重松 収、
伊藤洋三郎など、松田優作にゆかりのあるベテラン個性派俳優陣が脇を固め、物語をきりっと締めています。
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