“新世代のマシン・ポップ・ミュージック”を奏でる“宅録女子”として話題の
AZUMA HITOMIが、2月8日、東京・渋谷O-nestにて開催のガールズ・フェス〈フリージアとショコラ〉に出演。そしてオフィシャルFacebookページを開設。
2011年にアニメ『フラクタル』のオープニング・テーマ
「ハリネズミ」でメジャー・デビューした彼女。DTM(デスクトップミュージック)を駆使して楽曲制作はもちろんアレンジやミックスまで自ら行ない、その制作の模様や自宅ライヴをUSTREAMチャンネル『じっけんじゅんびしつ Season3』で毎週木曜23時より放送するなど、音楽ファンから好評を博しています。
また、コンピュータにアナログ・シンセやペダル鍵盤など、さまざまな機材に囲まれた独創的なパフォーマンスにも注目が集まっており、自らコントロールするLED照明システムまで用意されたステージ周りは「まるで要塞のようだ」と話題に。多才な音楽センスと求心力の高い歌声を軸に、新しい音楽の形を模索する本格派のニューカマーです。このたび出演した〈フリージアとショコラ〉は、バレンタインを目前に控える中、100店舗を超える全国ライヴハウスで同時多発的に開催された女性ヴォーカル限定イベント。今年2回目のライヴとなったAZUMA HITOMIは、これまでとは違った多少シンプルなセットでステージに現れると、新曲「東京」よりアクトをスタート。力強くも浮遊感のある特徴的な歌声で、観衆を惹き込んでいきます。
また、メディアには一切顔出しをしていない彼女ですが、ライヴでは少女らしさを残したあどけない容姿と、いわゆる“天然”な本人のキャラクターを楽しめる点も特徴。本格的なサウンドとのギャップには不思議な魅力があり、中にはそれを楽しみに会場へ足を運ぶファンもいるほど。この日のMCでも独特の“ゆるふわトーク”を展開、会場を魅了していました。
この日は計6曲を演奏しましたが、終盤の「情けない顔で」「破壊者アート」ではライヴハウスでは初お披露目となるベース演奏も。それまでのアコースティック&テクノといったアプローチから一転、迫力の低音を加えた強烈なダンス・ビートで観衆を圧倒、演奏直後には会場が一瞬静寂に包まれるほどの余韻を残しつつエンディング「きらきら」に突入、ライヴを締めくくりました。
今春発売予定の1stアルバムを控えて今後も楽しみな彼女ですが、今週からはオフィシャルFacebookページもスタート。こちらではAZUMA HITOMI本人が積極的に記事投稿し、まだまだ謎の多い彼女のさまざまな一面を垣間見ることができるファン必見のページとなっています。