インディアンの家系に生まれた自身のルーツを取り入れた独自の音楽性、ジャンルを越えた数多くのアーティストとの共演などで現在のジャズ・シーンをリードするトランペット奏者、
クリスチャン・スコット(Christian Scott)が3年ぶりのニュー・アルバム
『ストレッチ・ミュージック』(AGIPi-3560 2,200円 + 税)を9月17日(木)にリリース。このアルバムを携えての来日公演が、10月7日(水)〜9日(金)の3日間に亘り、東京・南青山 BLUE NOTE TOKYOで予定されています。
マッコイ・タイナー、
プリンス、
マーカス・ミラーといった大御所から、
モス・デフ、
トム・ヨーク、
ソランジュらジャンルを越えた新世代のアーティストまで、数多くのミュージシャンと共演、また映画出演やモデルもこなすなど多彩な才能と活動で名実ともに現在のアメリカ・ジャズ界を代表的するアーティストとなったクリスチャン・スコット。
新作のメンバーは、20歳のフルート奏者エレーナ・ピンダーヒューズをはじめ、コーリー・キング、コーリー・フォンヴィル、ジョー・ダイソンという若手ミュージシャンをフィーチャーしています。また盟友のギタリスト、
マシュー・スティーヴンス、
ウォーレン・ウルフも参加。ブラック・ミュージックのグルーヴ、ポストロックや現代音楽のスリリングさにジャズの即興が絡み合うスケールの大きなサウンドを作り出しました。時代を象徴する一枚として長く聴かれる作品となりそうです。