11月5日（土）と6日（日）の2日間、静岡・掛川 つま恋リゾート彩の郷で開催される〈FESTIVAL de FRUE 2022〉に出演するディアフーフ（DEERHOOF）が、おぼとけビ〜バ〜とのツーマン・ライヴ〈FRUE PRESENTS DEERHOOF Live in Tokyo 2022 with special guest OTOBOKE BEAVER〉を11月4日（金）に東京・恵比寿 ザ・ガーデンルームで開催します。この公演に向けた、音楽ライターの鈴木喜之によるコメントが公開されています。

　ディアフーフは2023年にリリースが予定されている、全編日本語歌詞のニュー・アルバム『奇跡レベル』からの先行シングル「ボクの愛猫（My Lovely Cat）」が9月はじめに公開されたばかり。対するおとぼけビ〜バ〜は、5月にアルバム『スーパーチャンポン』を発表、国内外でのツアーとフェスへの出演でデイヴ・グロール（フー・ファイターズ）、トム・モレロ（レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン）、ドン・レッツらから絶賛されています。

［コメント］
ディアフーフと、おとぼけビ〜バ〜の対バンだって！！
なんて素晴らしい組み合わせなんだろう。俺は見たい、というか絶対に行く。
勝算もある。どっちが勝つとかじゃなく、パフォーマンスは火花を散らしながら、動員は倍増し、相乗効果で大いに盛り上がって、一方しか知らなかった者はもう片方の新規ファンになる――といった理想的な展開の2マンを期待できる。
この10月に本格的な北米ツアーを大成功させてくるであろうおとぼけビ〜バ〜と、近年の研ぎ澄まされっぷりに拍車がかかるディアフーフの凱旋公演を、こうした形で体験できることに感謝したい。
どちらのバンドも、これまで通りチャーミングに、換骨奪胎からの高速ぶん回しでカッ飛ばしてくれるはずだが、もしかしたらこの日は、それぞれ飛距離も2割増しくらいになるんじゃないかな。
――鈴木喜之