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デヴェンドラ・バンハート、小林一茶の俳句にインスパイアされたニュー・アルバム『フライング・ウィッグ』を発表

デヴェンドラ・バンハート   2023/06/14 12:48掲載
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デヴェンドラ・バンハート、小林一茶の俳句にインスパイアされたニュー・アルバム『フライング・ウィッグ』を発表
 シンガー・ソングライターのデヴェンドラ・バンハート(Devendra Banhart)が、ニューヨークに拠点を置く人気インディ・レーベル、メキシカン・サマーに移籍。小林一茶の俳句「露の世は露の世ながらさりながら」にインスパイアされたというニュー・アルバム『フライング・ウィッグ』を9月22日(金)に発表します。プロデューサーは英ウェールズのシンガー・ソングライター / プロデューサー、ケイト・ル・ボン。アルバムからの1stシングル「Twin」が公開されいます。

 あわせて公開されている「Twin」のミュージック・ビデオを監督したMatt Muirは、ビデオについて「デヴェンドラと私がビデオのクリエイティヴなアプローチについて話し合ったとき、私は“コネクション(つながり)を探す”というアイディアに強く反応した。“私たちが経験しているような痛みや閉塞感を、他の人たちも経験している”と知ることの、不思議な心地よさについて話したんだ。そこで、デヴェンドラのキャラクターがサイクルの中に閉じ込められながらも、その中に美しさを見出すという枠組みを探求したかった」と語っています。

 ニュー・アルバムは、バンハートのソングライティングの才能はそのまま、プロダクションとアレンジは未知の領域に侵入し、シンセサイザーを多用した大胆なサウンドに。バンハートはケイト・ル・ボンと制作したアルバムについて、「このアルバムを一緒に作りたかったのは彼女だけなんだ。これまで僕が作ったことのないレコードを作ることを目指した。エレクトロニックでありながらオーガニックで温かみのある新しいサウンドを目指したんだ」とコメント。また、暗く儚い世界の中で「さりながら(and yet...)」ときらめくものを貫く小林一茶の俳句について、「絶望を感謝に、傷を許しに、悲しみを賛美に変えることなんだ」と語っています。


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