オムニバス『ABC・オブ・デス』への参加や、長編『エンド・オブ・ザ・ワールド 地球最後の日、恋に落ちる』（2011年）、『タイム・クライムス』（2007年）などの作品で知られるスペインの気鋭監督・ナチョ・ビガロンド。彼が『ロード・オブ・ザ・リング』のイライジャ・ウッド、セクシー女優サーシャ・グレイを主演に迎えて製作したサスペンス・スリラー「ブラック・ハッカー」が、11月22日（土）からの日本公開が決定。オフィシャル・サイト（blackhacker-movie.com）ほかにて予告編の公開がスタートしています。

　人気女優（サーシャ・グレイ）と2人きりでのディナーが楽しめるという、映画のプロモーション・キャンペーンに当選した主人公ニック（イライジャ・ウッド）。喜びを噛み締め、その瞬間を待つ彼のもとに、女優のマネージャーを名乗る人物からの電話が。予定のキャンセルが告げられると共に、女優のプライベート盗撮ライヴ映像をPCで視聴できるようにするという不可解な案件を持ちかけられ、興味本位で彼女の部屋を覗き見たニックは……。


　1台のノートPCのモニターに展開するウェブカムの“ウィンドウ”を通じて複数の出来事を同時に映し出すという手法を用い、情報テクノロジー社会に潜む恐怖を描き出す「ブラック・ハッカー」。現在ハリウッド版リメイクが進行中の『タイム・クライムス』を手がけたナチョ・ビガロンド監督ならではの、戦慄の映像とストーリーに注目です。


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