世界的なヴァーチャル・バンドの
ゴリラズ(Gorillaz)が、5月に来日公演も果たした奇才、
サンダーキャット(Thundercat)とのコラボレーション楽曲「Cracker Island / クラッカー・アイランド」のミュージック・ビデオを公開しています。
7月28日に公開となったMVの制作は、ゴリラズのキャラクターデザインを手掛ける共同クリエイターのジェイミー・ヒューレット(Jamie Hewlett)と、エミー賞にもノミネートされた、ロンドンとロサンゼルスを拠点とするインタラクティブスタジオ「ネクサス・スタジオ」(Nexus Studios)のディレクターのFxゴビー(Fx Goby)が担当。病院の待合室で、警察に身柄を拘束されているメンバーの2Dがさまざまな幻覚を見るシーンからスタートし、マードック・ニカルス、ヌードル、ラッセル・ホブズといったほかのメンバーも個性的な役で登場。そこへ、コラボレーションしているサンダーキャットも神出鬼没に現れ(コラージュながらナース姿になる場面も)、カルトともサイケデリックともいえる摩訶不思議なエンディングを迎えるという、真夜中のハリウッドの日常を描いています。
メンバーのマードック・ニカルスはMVについて「「これを(MV)映画の最後のシーンと思ってくれ。グランド・フィナーレの少し後のシーンで、ヒーロー(俺)は日没と共に画面から消えていき、キャストのクレジット表記が流れてくる。そうなんだ、我々は最後のシーンから始めているんだ。なぜかだって!俺は不思議な方法で仕事をするから!」とメッセージを寄せています。
なお、リリースに伴って、「Cracker Island / クラッカー・アイランド」デザインのグッズなどがワーナーミュージック・ストア限定で販売中。フィギュア、アートブック、Tシャツ、キャップ、限定生産の宇宙飛行士“Vinyl Toy”など、レア化必至なアイテムも揃っているとのことです。