14年ぶりの〈フジロックフェスティバル〉出場で話題のヴォーカル・ユニット“
レ・ロマネスク”が、通算3枚目のフル・アルバム『
レ・ロマジックアワー』を8月8日(金)にリリース。
夏休みの自由研究がテーマの企画アルバム『
発見トレビアン!』をはさんで、オリジナル・フル・アルバムとしては6年ぶりとなります。
コロナ禍のあいだに制作された楽曲を余すことなく収録。築地本願寺の墓所で2万人超の観衆(すべて故人)を前にした無観客コンサートなど、この6年間に絶えず新しい挑戦を続けてきた彼らの集大成とも呼べるアルバムです。すでに配信で発表されたシングル8曲に加えて、初音源化の新曲も収録されます。これまでの作品と同様に、リリックのユニークさが際立ちますが、今作はよりエモーショナルなメロディや、ベタとおしゃれのさじ加減が絶妙なサウンド作りも注目のポイントです。
過剰な自己肯定感を皮肉ったフレンチポップ「ガレット・デ・ロワ(王たちのケーキ)」、世界一長い名前の駅での出会いを描いた「サンヴァイルプゥスグゥインギスゴゲルアフゥイルンドロブゥスサンティシリヨゴゴゴーッホの出会い」、NHK『おかあさんといっしょ』提供曲のセルフカヴァー「なんなん、とかとか、なーるなる」、よくあるJ-POPの歌詞を英語と日本語でくり返すだけのラヴ・バラード「アゲインをもう一度」など、ニヤニヤしながらつい口ずさんでしまう愛らしくて軽やかな13曲です。
店頭やネットの一般発売よりひと足先に各種サブスクで、7月27日(日)の0時からダウンロードやストリーミング配信を開始予定です。独特な世界観のポップな楽曲を聴いているうちに気持ちがすっと楽になる不思議なイリュージョンをぜひご堪能ください。