アニメ『宇宙戦艦ヤマト』40周年を記念して制作された、完全新作劇場映画『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』が12月6日(土)に公開。初日には東京・新宿ピカデリーで舞台挨拶が行なわれ、“森雪”役の
桑島法子、“桐生美影”役の
中村繪里子、“岬 百合亜”役の
内田 彩が登壇。それぞれが本作の好きなシーンについて、「古代君が“逃げる!”と、かっこよく言うシーン」(桑島)、「地球に帰るということで乗組員たちに余裕ができた雰囲気や沖田艦長が穏やかに微笑んでいる姿を見て、しょっぱなからウルウルしてしまいました」(内田)とコメント、またTVシリーズで森雪とユリーシャの2役を担当した桑島は、「“私のせいでユリーシャのイメージが崩れてしまったらどうしよう……”と、すごいプレッシャーでした」と語る場面も。また、中村が桐生美影と沢村の関係について、「個人的にはバーガーさんの方が好きなんですけど……」と、会場を沸かせました。
西暦2199年の隠されたストーリーを描いた『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』、新しいテーマ曲は、
葉加瀬太郎と
宮川彬良によるもの。曲について葉加瀬は、「初めてこのお話をいただいた時は信じられなかったです。“歌のイメージが強いこの曲をバイオリンで弾くなんて、なんてことを考えるんだろう!”と驚かされましたし、同時に“子供のころに夢中になっていたヤマトのあのメロディを弾けるんだ”とわくわくしました」と振り返り、「昔のイメージがありながらも、今でなければできない音をどうしても作りたかったんです。だから、ビートも入っているし現代的なリズム感も入っているのですが、宮川彬良さんの重厚さや、ヤマトの世界観も全部ひっくるめて、すべてを踏襲するようなものにしました」と語る。
葉加瀬が音楽総監督をつとめるレーベル「HATS」からは、ヤマト40周年をリスペクトし、HATS所属アーティストたちがヤマトの名曲をカヴァーした
『宇宙戦艦ヤマト 2199 40th Anniversary ベストトラックイメージアルバム』が発売中。YouTubeではアルバムのダイジェスト映像、封入特典となっている内田 彩&中村繪里子の特別ストリーミング配信『YRAラジオヤマトHAT特別編』試聴版が公開中です(配信は2015年5月31日まで)。