この夏〈KCON LA 2025〉〈LuckyFes'25〉〈ROCK IN JAPAN FES. 2025〉など国内外の大型フェスへ初出演し大盛況を収めた
IS:SUEが、〈イナズマロック フェス 2025〉に初登場。
滋賀県での初パフォーマンスに期待が高まる中、躍動感溢れるステージで観客を圧倒しました。
[ライヴ・レポート] 滋賀県草津市 烏丸半島芝生広場で開催された「イナズマロック フェス 2025」2日目の21日に、IS:SUEが初登場!
青と黄色のイナズマの幕が上がると、「What’s up 滋賀!雷神ステージ盛り上がって行けんの!」とIS:SUEがステージに登場し、強烈なビートと共に客席からは大きな歓声が湧き上がった。秋らしいバーガンディカラーの衣装を纏ったIS:SUEは、一曲目に最新シングル「SHINING」を披露。一曲目から繰り広げられた疾走感あるパフォーマンスに、観客は自然と手を挙げ、青空の下に大きな波が広がった。
勢いそのままに披露されたデビュー曲の「CONNECT」では、会場全体がさらに熱を帯び、RINOが伸びやかで力強いロングフェイクを響かせると、観客からは大きな拍手が湧いた。
続いて「THE FLASH GIRL(Rock Arrange ver.)」へ。メンバーそれぞれのソロダンスで幕を開け、最後はステージを駆け回りながらシャウトし、序盤から観客を巻き込む濃密なメドレーが展開された。
MCでは「今日の衣装のコンセプトは海賊風ですが琵琶湖にちなんで湖賊です!」と会場を笑わせた。
続いては、自己紹介ラップを披露。YUUKIは「夏刺激するの魅惑なマーメイド」と、イナズマロックフェスにちなんで、主催者である西川貴教をリスペクトしたRapを即興で魅せるなど、特別感のあるステージに。そこから「NO Game Over」へと突入。観客は一体となり「Up Up Up」のかけ声を響かせ、大盛り上がりを見せた。さらに、この日披露したダンスブレイクでは、ゲームサウンドを思わせるビートに乗せて、アクロバティックかつキレのある動きで観客を魅了。まるで仮想世界から飛び出したかのような迫力で視線を独占した。
続いて披露されたのは、先月配信されたばかりの新曲「コエ (☆Taku Takahashi Remix)」。クラブライクなビートに合わせて、メンバーが「ジャンプ!」と煽ると、観客が一斉に跳ね、フェス会場は一瞬で巨大なダンスフロアと化した。
後半の「Tiny Step」ではステージをメンバーが広がり爽やかなシティポップサウンドを響かせ、客席では手を左右に振る動きが連なり、美しい波のようにステージと客席の境界を超える一体感を生み出した。
そしてクライマックスの「Breaking Thru the Line」では、「君は君 誰でもない」という歌詞に合わせて大合唱が巻き起こり、最後まで観客を熱狂させ続けた。
初出演ながら、圧倒的な存在感と熱量でフェスの夜を彩ったIS:SUE。ロックフェス仕様に進化したそのステージングは、確実に観客の心に焼き付けられただろう。アイドルの枠を超えたロックフェス仕様のIS:SUEのステージに、会場からは大きな拍手が送られ幕を閉じた。



©︎LAPONE GIRLS