リラクシング系の老舗イベント<live image>(ライブ・イマージュ)に出演しているピアニストの
加古 隆が、今年の全国ツアーを最後にイベントを卒業することが明らかに。ライブ・イマージュは、
葉加瀬太郎や
宮本笑里、
ゴンチチなど、ジャンルの異なるさまざまなミュージシャンが出演するオムニバス形式で開催されており、今年12年目。昨年までに計171回公演、通算478,500人を動員している人気イベントです。
加古は、ゴンチチと並び、2000年のライブ・イマージュ第1回から全ての公演に出演している、いわば“顔”的な存在なだけに、今回の卒業発表はファンにとっては寂しい限りですが……。卒業に至った経緯について、加古は「はじめた時は一回で終わるだろうと思っていたら、3年続き、ここまで来ました。その間も、どこかで少しずつ風を入れ替えていくことも必要かなと思ってました。若い世代のアーティストがどんどん育っている中、一番年長のボクが席を離れようと申し出て、今年で卒業することになったんです」と、後進のミュージシャンに譲りたいという意向のよう。
最後の出演となる今年のライブ・イマージュでは、自身の代表曲でもある「パリは燃えているか」(NHKスペシャル『映像の世紀』テーマ曲)を組曲形式で初めて披露するとのこと。
今年のライブ・イマージュ公演は4月28日の川口リリアメインホールを皮切りに、5月20日の東京国際フォーラムまで、全国8ヵ所にて開催されます。