視覚障害を負った幼少期にヴァイオリンと出会い、英国王立音楽院で史上2人目となる“スペシャル・アーティスト・ステイタス”の称号を授与されるなど世界的に活躍するヴァイオリニスト、
川畠成道。2015年には、桐朋学園大学時代の旧知の仲という作曲家・
新垣 隆による楽曲「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 嬰ハ短調〈創造〉」が収録された最新作
『無伴奏の世界』を発表し、最近ではNTTドコモのTV-CM「For ONEs」に出演し演奏シーンを披露している彼が、音楽フェス〈横浜音祭り2016〉の一環として11月3日(木・祝)に神奈川・横浜 フィリアホールで行なわれる〈ミュージック・イン・ザ・ダーク〜障がいとアーツin横浜〉に出演します。
〈ミュージック・イン・ザ・ダーク〜障がいとアーツin横浜〉は、照明を完全に消したホールで、視覚障害者と晴眼者の合同メンバーによる弦楽オーケストラによる演奏を体験するというもの。川畠は「このステージは皆さんにとっても未体験且つ未知な部分が多いと思います。空気を通じた振動で伝わる“音”を肌で感じてほしい。自分にとっても刺激的なステージになると思う」と強い意気込みを寄せています。