本作は、自身がAnoiceの最新アルバム『Stories in White』の制作期間に一時的に患った不眠症に着想を得たもの。進化し続ける現代の情報化社会における人々を壮大で美しく、時に残酷に描いており、そのピアノや弦楽器を中心に構成されたネオクラシカルをベースにしたサウンドはこれまでの自身のソロ作品にあったファンタジックな雰囲気を一新するものに。また、その楽曲の大部分の構想とベースになるサウンドは2024年に自身が訪れたチェコでの滞在期間に完成され、そこでレコーディングされたハーディー・ガーディーや自身の心臓の鼓動音、そして時を告げる時計の針の音や鐘の音が大きな役割を果たしています。
[収録曲] 1. insomnia 2. northern waltz 3. refrain 4. children in the reverie 5. gravity 6. light sleep 7. piano four palpitations 8. nocturne 9. the liquidator 10. mirage