昨年末、12月28日、29日にビルボードライブ東京にて行なわれたキリンジのデビュー10周年公演を収めたライヴDVD＋CD『KIRINJI　10th　ANNIVERSARY〜SPECIAL SHOWCASE FINAL@Billboard Live TOKYO』（写真・COZA-394〜5　税込4,200円）が8月5日に発売されます。高級感溢れる空間で展開される、キリンジならではの洗練されたパフォーマンスをたっぷり収録した充実作。DVDにはキリンジの二人とバンド・メンバーによるオーディオ・コメンタリーやスペシャル・コンテンツ4曲を収録！　また同日にはニュー・シングル「セレーネのセレナーデ」（COKM-30829　税込200円〈PC配信〉／税込400円〈着うたフル[歌詞付き]配信〉）の配信限定リリースも決まっています。こちらは口笛やスティール・ギターの音色をフィーチャーした涼しげで浮遊感漂うバラードに仕上がっています。

　また、今後はメンバーそれぞれのソロ・ワークも活発化していくとのこと。まずは堀込高樹が、ペダル・スティール／スティール・パン奏者・田村玄一、べーシスト・千ヶ崎学、ギタリスト・桜井芳樹を誘い、新バンド、the granola boys（ザ・グラノーラ・ボーイズ）を結成、8月9日に行なわれる野外イベント『WORLD HAPPINESS 2009』に出演することが決定しています。高樹いわく「ラテンやカントリー、オールド・ロックなど、ルーツに根ざした音楽のフレイヴァーやエッセンスをこのメンツだからこそできる独自の解釈で表現してみようと思い」結成された凄腕揃いの新バンド。ライヴはもとより、音源の発表にも大きな期待が高まります。一方の堀込泰行はソロ・プロジェクト“馬の骨”を再始動し、都内某スタジオで2ndアルバムのレコーディングに着手。キリンジでは見せることのなかったロック色の強いタフなサウンドで大きな話題を集めた前作『馬の骨』から約4年。今回は一体、どんな知られざる一面を見せてくれるのか。今後の続報に注目です！