芸能界デビュー25周年を迎える
マルシアが、“全曲アナログ一発録り”でのカヴァー・アルバム
『Marcia〜愛は海を越えて』を7月3日(水)に発表。これを記念し、発売同日には東京・青山「CAY」でスペシャル・イベント〈Marcia 愛は海を越えて 日本のスタンダード・ナンバーを21世紀に継承するアナログレコーディングの魅力〉を開催しました。
イベントは、プロデューサー
佐藤 剛の挨拶の後、本作で全曲演奏・アレンジを担当した
ソノダバンドが演奏をはじめると、客席を縫って「フィーリング」を歌いながらマルシアが登場、あっという間に会場の空気を一つに。
その後は、マルシアと佐藤、さらに本作でレコーディング・エンジニアをつとめた香椎茂樹、ソノダバンドの6人で、今回の収録曲が選ばれた経緯、デジタル・レコーディング全盛のいま何故アナログレコーディングを行なったのかなど、トーク・パートは進行。そして、候補には上がったものの本作には収録されなかった日本のスタンダード・ナンバー「黄昏のビギン」を披露し、前半は終了。
30分のインターバルをおいて、後半はマルシアとソノダバンドによるライヴ・パートに突入。
ザ・ピーナッツ「ウナ・セラ・ディ東京」、マルシア自身の大ヒット曲「ふりむけばヨコハマ」、
佐野元春「バルセロナの夜」に続き、
山口百恵「GAME IS OVER」をハードに熱唱。
さらには、彼女の祖母や母が大ファンだったという
美空ひばり「人生一路」から、
沢田研二「君をのせて」、
ハイファイセット「フィーリング」、そしてマルシア自身が収録を熱望したというスタンダード・ナンバー「ケ・サラ」をしっとりと歌い上げ、最後は
坂本 九の隠れた名曲「君が好き」。アンコールにも応え、約2時間半のステージは幕を下ろしました。
イベントを終え、「17歳で歌手になるために、ブラジルからたった一人で日本に来ました。日本語も全く分からず毎日がとにかく不安でいっぱいでした。25年たった今、こんなにも多くの方に支えられて、20年ぶりにアルバムが出せて本当に幸せです。今回のアルバムには、現在のマルシアの全てが詰まっているので、たくさんの方に聴いて頂きたいと思っています。新しい再スタートを切ったと思っているので、これからも歌手マルシアとして精進していきます!」と、気合い十分のマルシア。今後のスケジュールとしては、7月7日(日)に兵庫県・三木市文化会館・小ホールで行なわれる園田 涼(ソノダバンド)のライヴにゲスト参加、7月中旬にはブラジルへ帰国し凱旋コンサートを実施。7月24日(水)にはフィーチャリング・ヴォーカルとして1曲参加している
セルジオ・メンデスのアルバムが発売、9月には久々のミュージカル〈SE・M・PO〉出演、そして10月11日(金)はアルバム『Marcia〜愛は海を越えて』を受けてのワンマン・ライヴを六本木「STB139」で行ないます!