ジャーニーの創設メンバー且つリード・ギタリストである
ニール・ショーン(Neal Schon)のソロ・アルバム
『ザ・コーリング』が発売となりました。このアルバムは2001年に発売されグラミー賞にノミネートされたアルバム
『情熱の音色〜Voice』以来となる11年ぶりのソロ・アルバム。参加メンバーには盟友
スティーヴ・スミス(ds 元ジャーニー)、イゴール・レン(key)、そしてスペシャル・ゲストに
ヤン・ハマー(key)を迎え、ニールのギター・プレイが爆発したギター・アルバムとなっています。
ニール・ショーンといえば、最近人気が再燃しているジャーニーのギタリストというイメージがあり、テクニカルなギタリストと認識していないリスナーも多いかもしれませんが、彼は15歳の時にあの天才ギタリスト、
カルロス・サンタナに認められ、サンタナのギタリストとして大抜擢、なんと17歳の時に『サンタナIII』に参加というプロ・ギタリストとして華々しいデビューを飾っています。その後、良い曲を作ることをひとつの使命としたジャーニーの活動を続ける一方、ギタイリストとしてソロ・アルバムの発売も続けています。
そんなニールが11年振りに発売する今作『ザ・コーリング』はプロデュース及びギター&ベースの全パートをニール本人が手掛け、ドラマーに元ジャーニーでスティーヴ・スミスを迎えて制作された。ジャーニーのツアーの合間を縫い、集中したプレイで全レコーディングを4日間で終了。またキーボーディストとしてクラシック / ジャズ / 映画音楽作曲家のイゴール・レンとグラミー賞受賞のスペシャル・ゲスト、ヤン・ハマーが参加していることも注目です。
ニール自身が「このアルバムは僕にとって特別なんだ。僕らが無条件で夢中になった、音楽的インスピレーションが盛り込まれたものとなったからね。そこがこの作品の魅力なんだよ」と語っているこの作品。ジャニー・ファンはもちろんのこと、ギター・ファンにも楽しめる作品に仕上がっている。アルバム・タイトル・トラック「ザ・コーリング」のミュージック・ビデオ(
youtu.be/gVvWxiP4_xs)も公開されているので、是非こちらも視聴してみては。