2023年初めにリリースされたEP『See You In The Dark』は、これまでに発表された彼らの作品中で最高傑作との呼び名も高く、本国カナダのみならず世界的に高い評価を獲得。また、5月には『See You In The Dark』を含むデジタルEP3作をコンパイルしたアルバム『Dark Zodiac』をリリースし、同月に東京と福岡にて初来日も果たしています。彼らの支持者には、パラモアのヘイリー・ウィリアムスからブリング・ミー・ザ・ホライズンのオリヴァー・サイクスまでが名を連ね、この数ヵ月の間にインキュバスやミューズといった大御所ロック・バンドのオープニング・アクトを務めるなど躍進しています。
今回、11月末に予定されるUKツアーに先駆けて発表された「Haunt You Still」では、めまぐるしい1年を締めくくるとともに、来たる2024年の更なる活動を予告する一作。2人は、本楽曲にて過去の人間関係や友情について、私たち一人一人が必然的に抱える影響について解き明かしており、「おそらく防衛機能ではないかと思われますが、私たちは一度親しくなった人たちと疎遠になると、その人たちを悪者扱いする傾向があり、それは必ずしも正当化されるものではありません。自身を守るための反発の手段にすぎません。この曲は、2人の間で物事がうまく行かなかったとき、必ずしも間違っているのは1人だけではないという認識を示しています。過去を振り返ってみると、私たちは自分の果たした役割と、意図せず自分の与えてしまったダメージについて、反省しなければなりません。その人たちが私たちのことを思い出すとき、好意的に振り返ってくれるのか、それとも私たちのせいで人生の一時期が辛い思い出になっているのか」と語っています。