LITEのベーシストとして知られるJunIzawaが、ソロ名義での2ndアルバム『haunts』を7月9日(水)にリリース。本作は、HIP LAND MUSICによるデジタルディストリビューション&プロモーションサービス「FRIENDSHIP.」がデジタル・リリースをサポートしています。
今作「haunts」は、エレクトロニカ / IDM / オルタナティブ / ロック / ポップスといった多様なジャンルを横断しながら、それらを溶け合わせることで生まれた、Jun Izawa独自のポップ・ミュージックを提示する全8曲を収録しています。
繊細な構築美と大胆な音響処理が交差するサウンドスケープは、ベーシストとしての身体性とプログラミングによる抽象性がせめぎ合い、まるで“記憶の亡霊(haunts)”が浮かび上がるかのような、奥行きある世界観を描き出しています。
リリースと同時に、リード・トラック「Threshold Pt.1」のミュージック・ビデオ、そして台湾のエレクトロニック・アーティストLEIGHT NINEとの共作「WAKEN」のミュージック・ビデオを2本同時公開することも発表されています。
さらに、アルバムのリリースを記念して、東京・大阪の2都市でリリース・ライヴを開催予定。ジャンルを越境しながらもひとつの有機的なポップスへと昇華されたこの音楽が、ライヴでどのように立ち上がるのかにも注目が集まります。
[コメント]アルバム「haunts」について
前作『Milestone』を出してからの1年、旅をしながら、チラつくアイディアを形にしていった。けれど、そのアイディアは漠然としていて、どんどん姿を変えていくから、作業はとてつもなく行き詰まるし、進んだと思えばまた壊してしまう。
そんな苦悩に、ずっと苛まれていた。
だけど、ゆっくりと掴みどころが見えてきて、出来上がった曲たちのことを、いつしか僕は「亡霊たち」と呼ぶようになった。
その亡霊たちが棲みつく溜まり場=hauntsは、今までよりちょっとだけ、自分の内側を掘り下げた作品なのかもしれない。
……と、後から無理やりそれっぽく言ってみたり。
側から見れば一年足らず。でも、僕の中では、長かった1年の決着だと思ってる。――Jun Izawa