日本のソウル・ミュージック・レジェンドとして活躍を続ける
バブルガム・ブラザーズが、デビュー40周年を記念したアルバムとライヴの詳細を発表。
2023年夏に
ブラザーコーンが乳がんを公表後、翌年3月の復帰ライヴを経て、
ブラザートムと共にバブルガム・ブラザーズを再始動、今年デビュー40周年を迎え“完全復活”に向けて動き出しました。
40周年記念アルバムは、8月27日(水)発売。『SOUL SPIRIT PartI〜ジジイは恋の合言葉〜』と名付けられた2枚組CD。2枚のディスクは、“Bro. KORN SIDE”、“Bro. TOM SIDE”として、それぞれの個性や意志が反映された選曲・構成となっています。
注目すべきは新録音曲。ミリオンセラー「
WON'T BE LONG」を16年ぶりに新録音、ブラザーコーンの同級生である
佐野元春が彼等のデビュー時に提供した楽曲を佐野の参加により進化させた「SOUL SPIRIT PARTIII feat. 佐野元春」をはじめ、ブラザーコーンの新曲「Tokyo Sweet Memories」、ブラザートムの新曲「Aucune guerre n'est bonne(正しい 戦争なんて 無い)」と「ナヤンデルタール人」、そして
タバレスが1975年に発表したディスコ・ヒットソング「愛のディスコティック(It Only Takes A Minute)」のブラザーコーンによるカヴァー、と6曲が収録されます(アルバムは全28曲収録)。
最新ヴィジュアルと共に彼等の「これが最後!」という強い意志と覚悟、そして“魂”が込められた集大成的な渾身の作品です。
40周年記念盤はもう一作。彼等のデビュー・アルバム『
SOUL SPIRIT PartII』(LP発売: 1985年 / 初CD化: 1991年)を再発、34年ぶりにリマスターされ、良質なサウンドで蘇りました。上記2枚組アルバムと同時(8月27日)に発売されます。2作品のタイトルの対比も面白いところ。記念盤2作品は、バブルガム・ブラザーズの再浮上に欠かせないアイテムとなるはずです。
そして、40周年記念ライヴは既発表と併せて全3会場(横浜・大阪・銀座)6公演の開催が決定。昨年のライヴの続編的なタイトル〈〜ジジイが街にやってくる!また?〜バブルガム・ブラザーズ LAST LIVE vol.2〉ですが、新録音曲のパフォーマンスを含めて新しく特別な内容が大いに期待できます。ソウル・ミュージックに根ざした彼等の最強のエンターテインメントは必見です。
さらに、アルバムのリリース、ライヴの開催に先立ち、ブラザーコーンの自伝『WON'T BE LONG バブルと泳いだ人生』(講談社)が5月に発刊され、大きな話題を呼んでいます。2025年は、まさしく“バブル再び”の年となります。