国内外から注目されている
沖澤のどか指揮の大人気シリーズ〈N響大河ドラマ&名曲コンサート〉が、2026年3月6日(金)埼玉・大宮ソニックシティ大ホール、3月7日(土)埼玉・所沢市民文化センターミューズアークホールにて開催されることが決定しました。
本公演で披露されるのは、60年以上にわたり日本の視聴者を魅了し続けてきたNHKの看板番組『大河ドラマ』のテーマ曲の数々と、“大河”にちなんだクラシックの名曲を一度に楽しめる珠玉のプログラム。演奏予定曲は、力強い生命力を感じさせる「風林火山」(2007年 /
千住明)、戦国の世を駆け抜けた男の生き様を描く「秀吉」(1996年 /
小六禮次郎)、華やかで絢爛な時代を彩る「元禄繚乱」(1999年 /
池辺晋一郎)、幕末の志士たちの熱い思いを表現した「竜馬がゆく」(1968年 /
間宮芳生)、加賀百万石の歴史を描いた「利家とまつ 〜加賀百万石物語〜」(2002年 /
渡辺俊幸)など。世代を超えて愛される名曲の数々が奏でられます。また今回は特別に、楽譜が失われていた作品の復活蘇演も行なう予定。幻のサウンドが、N響の生演奏で蘇る瞬間も注目どころです。
後半は、“大河”にちなんだクラシックの名曲。音楽とともに、雄大な自然や時の流れが感じ取れる構成になっています。2026年の新たな歴史の扉を開く
NHK交響楽団の〈N響大河ドラマ&名曲コンサート〉に期待が高まります。
出演は、指揮・沖澤のどか、管弦楽・NHK交響楽団、そして司会を2024年4月よりNHK-FM『クラシックの庭』に出演するフリーアナウンサーの田添菜穂子が務めます。
[コメント]大河ドラマ「秀吉」を夢中で観ていた小学生の頃、将来自分が指揮者になってその音楽をNHK交響楽団と演奏できる日が来るなんて、夢にも思いませんでした。それぞれのドラマがおよそ2分半という時間に凝縮されたテーマ音楽の傑作を贅沢に並べた前半は、日本のテレビ文化史を振り返るとともに、日本を代表する作曲家のガラコンサートという視点からもお楽しみいただけると思います。後半は川にちなんだクラシックの名作で、ヨーロッパの風景へいざないます。私にとっては埼玉デビューとなる大宮・所沢コンサートで、皆さまと素晴らしい音楽を共有できることを心から楽しみにしています。――沖澤のどか60年以上続くNHKの看板番組「大河ドラマ」。歴代のテーマ音楽の作曲家たちは、主人公たちの激動の生涯や、彼らが生きた時代のエネルギーを、わずか2分半という限られた時間で描き切りました。放送が始まって以来、ほぼ全てのテーマ音楽を演奏してきたのが、2026年に創立100年を迎えるNHK交響楽団です。このコンサートでは、「風林火山」「秀吉」「利家とまつ」のような人気曲に加え、失われた楽譜の復活蘇演にも取り組む予定です。おなじみの「モルダウ」など、“大河”にちなんだクラシック音楽の名曲とともに、“本家本元”の迫力ある演奏を存分にお楽しみ下さい。――管弦楽:NHK交響楽団 NHK Symphony Orchestra, Tokyo©Felix Broede