岡田奈々が、デビュー50周年記念リリース第2弾として「青春の坂道 / 坂の途中で」を12月6日(土)に両A面アナログ・シングルでリリースする事が決定。各面のジャケット画像が公開されました。
1976年にリリースされた「
青春の坂道」は、自身も出演した人気ドラマ『
俺たちの旅』(日本テレビ系 / 1975年10月〜1976年10月放送)の劇中歌としても使用され、岡田奈々の代表曲とも言える楽曲。
松本隆が作詞、
森田公一が作曲、
瀬尾一三がアレンジと作家陣も豪華で、配信時代を迎えた現在も根強い人気を誇っています。
その「青春の坂道」のアンサーソング「坂の途中で」は、2019年にデビュー45周年曲としてリリースされ、サウンドプロダクションは田村充義(田村制作所)が手掛けています。岡田奈々にとっても33年ぶりとなった新曲であり、今回が初レコード化となります。こちらの作家陣も豪華で、
三浦徳子が作詞、
都志見隆が作曲、
船山基紀が全楽器演奏含むアレンジ、
広谷順子がコーラスで参加しており、配信での人気も高いです。そしてこの度、制作陣より今回の制作時のコメントも寄せられています。
今回、両A面シングルとしてリリースされる「青春の坂道 / 坂の途中で」のパッケージは、
サリー久保田がデザインを担当。2つ折り4Pジャケット付きの仕様で、内袋に収められたアナログレコードを包むように、各面のジャケットが配置されます。
アナログカッティングは、気鋭のエンジニア松下真也(ピッコロオーディオワークス)が手掛けており、ヴィジュアルも音もレコードならではの魅力的な作品に仕上がっています。生産限定盤となっているので、早めに予約してほしいところです。
また、9月には全国4都市5ヵ所で開催される〈The 50th Anniversary 俺たちの旅 スペシャルコンサート〉(大阪・東京は追加公演も決定)に出演。さらに、映画『五十年目の俺たちの旅』も2026年1月に公開が決定しているので、合わせてチェックしてください。
[「坂の途中で」制作陣コメント]奈々さんの時の流れはどんな風だったのか?と考えさせられるほどに彼女は変わっていなかった。
歌声は淡々と自然だしそして堂々と清々としている。
真の大和撫子ここに有り。――三浦徳子10代の頃に拝見していた青春ドラマやその歌が流行っていた頃から時は過ぎましたが今回レコーディングされた歌声は驚くほど当時のまま。
特徴的な声のトーンは無二の武器ですね。
まるであの時代の奈々さんが歌っているようでした。
そしてまたひとつ好きな歌ができました。――都志見隆トラックが完成した瞬間、日頃の喧騒が嘘のように消え去った。
「初々しい、なんて初々しい。」
目の前にはそっと手を触れたくなるような一輪の花。
私の仕事はただそれを汚さない事だけ。
こんなこと考えたのは何十年ぶりだろうか。――船山基紀