米カリフォルニアのロック・バンド、AFIが、通算12枚目のアルバム『Silver Bleeds the Black Sun…』をボストンの「Run For Cover Recordsと」より10月4日(土)にリリースします。
AFI(A Fire Inside)は、1991年にカリフォルニアで結成。95年に1stアルバム『Answer That and Stay Fashionable』をリリースし、ハードコア・パンク・バンドとして西海岸を中心にリスナーを獲得。2ndアルバムで「Nitro records」に移籍し、オフスプリングやランシドなどともに活躍の場を拡げ、初期のハードコアからホラー・パンクやゴシック・ロックの要素をバンドに落とし込んだサウンドを確立しました。アルバム4作目『Black Sails in the Sunset』以降ではエモやエレクトロニカのサウンドも取り込み、パンク精神を貫きながらも、常に変化を惜しまない姿勢をみせてきました。
30年以上にわたり、予測不能な方向へ急変するサウンドアイデンティティで進化し続けるAFIの通算12枚目は、初期の激しいハードコア・パンクやエコー&ザ・バニーメンのようなサウンドを経て、デス・ロックとポスト・パンクの混合に辿りついています。シスターズ・オブ・マーシーやバウハウスなどから影響を受けた夢幻的で幽玄な世界観を表現し、暗く異世界的な雰囲気ながら、壮大で威厳があり、鋭くも美しい仕上がりです。アルバムからは、キリング・ジョークを彷彿とさせるダークなシングル「Behind The Clock」が、ギルバート・トレホが監督を務めたMVとともに公開されています。
[収録曲] 1. The Bird of Prey 2. Behind the Clock 3. Holy Visions 4. Blasphemy & Excess 5. Spear of Truth 6. Ash Speck in a Green Eye 7. VOIDWARD, I BEND BACK 8. Marguerite 9. A World Unmade 10.Nooneunderground