「ニンジャ・チューン」傘下のレーベル「テクニカラー(Technicolour)」と契約した英ロンドンの4人組インスト・バンド、ユーフ(Yuuf)による初のCD化作品『Alma’s Cove / Mt. Sava』が、日本独自企画盤として解説書付きで1月16日 (金) にリリースされることが決定しました。
 ユーフは、国境もジャンルも超えるサウンドスケープで急速に評価を高めている新鋭バンド。その音楽は、穏やかでありながらも陶酔的、緻密でありながらも有機的なもの。グラス・ビームスを輩出した「ニンジャ・チューン」の最近の方向性と共振するように、リスナーを瞑想的な音の旅へと誘います。
 メンバーそれぞれの出身地も、スイス、デンマーク、フランス、イギリスと様々。彼らの生み出すサウンドはクラシックなスペイン・ギター、アメリカーナの雄大な音像、そしてスタジオジブリのサウンドトラックからもインスピレーションを受けていると言います。
 2024年夏にリリースされたデビューEP『In The Sun』がSpotifyで150万回以上の再生を記録し、BBC 6 MusicやKEXPをはじめとする海外メディアからも高い評価を獲得。2025年に「テクニカラー」と契約し、今年6月にはEP作品『Alma’s Cove』をリリース。また、10月29日にはこれに続く新たなEP『Mt. Sava』も発表され、雄大な自然の中で演奏するライヴ映像も公開されています。
 今回日本限定でリリースされる『Alma’s Cove / Mt. Sava』は、今年発表されたこの2枚のEPをカップリングしたものです。『Alma’s Cove』の5曲と『Mt. Sava』の6曲を合わせた計11曲を収録。『Alma’s Cove』は、ストレスや不安に満ちた現代生活の対極にある“穏やかな海辺の静寂”を描き出し、一方『Mt. Sava』では、人の営みから遠く離れた星空の静けさと、砂漠に生きる生命の過酷さと力強さを表現。この姉妹作は、聴き比べを楽しめると同時に、一つの作品としても堪能でき、ユーフの音楽的核心を最も鮮やかに示す楽曲群となっています。
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