ジョン・バトラー・トリオ〜ソロ・アーティストとして、オーストラリアで最も多作なインディーズ・アーティストの一人、
ジョン・バトラー(John Butler)が、3作目となるソロ・アルバム『
プリズム』(PRISM)を9月5日(金)にリリース。
『プリズム』は、瞑想的な作品だった『Running River』(2024年5月)とインスト・アルバム『Still Searching』(2024年11月)に続く、ジョン・バトラーの3つ目の季節を表すアルバム。バトラーは「自分にとってこのアルバムは、カタルシスをもたらす作品であり、ジョン・バトラー・トリオという名前から離れ、ソロになることを祝福するものであり、自身の音楽の旅に磨きをかけ続ける中で、新しい音の広がりを感じさせるものだ」と語っており、アルバム・タイトルの『プリズム』は、愛、死、政治、内面と外面の混乱、そして贖罪といった、音と感情の“帯域幅”を表しています。
本作は全面的にバンド・サウンドを基調にしつつも、バトラーとプロデューサーのジェイムズ・アイルランド(
ポンド、
サン・シスコ)の2人で楽器とプロデュースを分担、完全なるソロ・アルバムとして制作されました。アリーナでシンガロングを巻き起こすロック・アンセムから、心を揺さ振るソウル・バラードまで、バトラー自身の深く個人的な物語を壮大なサウンドスケープで彩った特大スケールのロック・サウンドを収録。バトラーがバスキング(路上演奏)の腕前を発揮していた初期の“ワンマン・バンド”の頃のパワーに真っ向から挑み、生々しい才能の豪胆な炎を湛えた作品となっています。
また、国内盤CD限定のボーナス・トラックとして、先行シングルでもあった「So Sorry」のライヴ・ヴァージョンも収録。トリオを離れソロとなり、魂の探究と内省を繰り返したジョン・バトラーが辿り着いた新たなるロック・サウンド――。偉大なる吟遊詩人の新たな旅の幕開けです。