Borisが、歴史的名盤『
PINK』リリース20周年を記念した特別仕様の国内エディションを10月29日(月)にリリース。
2005年にリリースされた『PINK』は彼らの海外での評価を決定的なものにし、当時のメタルというジャンルの革新、書き換えを加速させた歴史的作品の一つです。Psych / Sludge / Drone / Ambient / Shoegazeをも飲み込み、メタルという先鋭的音楽のジャンルのうねりをBorisは自ら体現してきたバンドと言えます。リリース時には米音楽メディアPitchforkにてBest New Musicに選ばれ、8.7ポイントの高い評価を得ます。数々の音楽媒体から称賛を受けながらツアーを重ね、海外のロック史にその存在と評価を刻んでいきました。
リリース20周年を間近に、先頃〈Do You Remember Pink Days?〉と銘打たれたワールド・ツアーをアナウンス。また超豪華6枚組ヴァイナル・リイシューをUSエクストリーム・メタルの殿堂RelapseRecordsから告知しました。
今回KiliKiliVillaからリリースする国内エディションは、当時のインターナショナル・ヴァージョンのスタジオ盤に、完全未発表ライヴ音源をプラスした2枚組CD。
追加ディスクの音源は2007年、今なお伝説として語り継がれる
Sunn O)))と凱旋した日本ツアーから、最終日CLUB CITTA'でのマルチ・トラック・レコーディングを完全収録。『PNK』リリース以降、盟友Sunn O)))と共にヨーロッパ、オーストラリア、4度に渡るアメリカ・ツアーを重ね、同時期に復活した生ける伝説EARTHとも共闘しながら、ドローン・メタルの勃興を世界に拡散し、大きな潮流を生み出しました。
本ライヴ盤には世界を巡りながら構築された当時のBorisのベストと言えるセットが収められており、当時の熱の高さの伝わるドキュメンタリーとして、新しいリスナーにとってはBoris入門編としても最適な内容となっています。
2005年『PINK』発売当時のキャッチフレーズは“世界を変える音”でした。その後文字通り世界を変え続けてきた彼らの歴史、その決定的な瞬間のひとつに触れてください。