ジェイコブ・コリアー (Jacob Collier)が、1年半ぶりとのアルバム『The Light For Days』を10月10日(金)に発表します。国内盤CDは11月28日(金)の発売。先行シングル「アイ・ノウ(ア・リトル))」のミュージック・ビデオが9月13日(土)午前1時(日本時間)にプレミア公開されます。
多重録音による万華鏡のようなサウンドが特徴的なジェイコブですが、今回のアルバムで取り組んだのは、歌とギターだけというミニマムな音世界。テイラー社と共同開発したシグネチャー・モデルの5弦ギターを中心に、シンプルながらもジェイコブならではのハーモニーやアレンジを随所にちりばめています。
アルバムは英・ロンドンの自宅にてわずか4日でレコーディングされました。自作の新曲を6曲と、
ビートルズ 「ノルウェーの森」、
ビーチ・ボーイズ 「キープ・アン・アイ・オン・サマー」、
ジェイムス・テイラー 「目を閉じてごらん」などのカヴァー曲を5曲収録。とくに先行シングルの「アイ・ノウ(ア・リトル))」や「サムシング・ヘヴィ」の痛切なほどにキャッチーなメロディからは、ソングライターとしての新たな進化を感じられます。
本作についてジェイコブは、「ジェシー・プロジェクトを完成させて以来、やりたいことや作りたいもの、さまざまなアイディアが僕の想像力を掻き立てていた。中でもとくに集中して取り組みたいと思っていたのは、一つの楽器という制約なんだ。アコースティック・ギターの音の世界は、物心ついた頃からずっと僕の音楽の根底にあった。そこで、たった4日間で、ほぼ5弦ギターだけでフルアルバムを作るという挑戦を自分に課したんだ。作業のスピードはとても速くて、後戻りはいっさい許されなかった。ただ流れに身を任せ、そのプロセスを信じていくしかなかった。出来上がった作品は温かみがあって、断片的で、不完全だけど、僕にとってとても心に響くものになったよ」と語っています。
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Photo by Shervin Lainez