福岡県久留米市出身のシンガー・ソングライター、
植田真梨恵が、2022年発表の『
Euphoria』以来3年ぶりとなるアルバム『
時間は止まりたがっている』を9月24日(水)にリリースします。
本作は、2023年に所属レコード会社を独立してから初めての全国流通盤。独立直後に発表した「恥ずかしい」、下北沢Sound Cruising 2025のコンピレーション・アルバムに収録された「百獣の王」、シンガー・ソングライターの
Ranと共同制作した「Lady Frappuccino,」のセルフカヴァー、そして今年連続配信された、音もMVもレトロポップな「アストロフォーインダストリアル」、シティ・ポップの軽やかな手ざわりで淡々と故郷に広がる風景と、そこで当たり前に生きていく場面を捉えた「田んぼ・トライアル・パチンコ屋」など10曲が収録されます。
植田真梨恵の楽曲には、どこか懐かしく、どこか寂しい気持ちが奥底にひそんでいます。ただただ歌が大好きだった少女が、80年代、90年代の時代感を作り出してきたファッションや音楽のパワーに敬意と憧れを抱いたままシンガー・ソングライターになり、2025年に自分らしく新しくパワーを宿すものは何かと自問自答しながら憧れへと近づこうとする様が閉じ込められた1枚。デジタル配信が主流となっていく中で、アルバム1枚を聴き終わるまでの時間だけ日常の手を止め、ブックレットを開き、歌詞を追いながら聴いてほしい作品となっています。
なお、植田真梨恵は、10月19日(日)愛知・ElectricLadyLandを皮切りに、リリース・ツアーとして〈LIVE TOUR 2025 [時間は止まりたがっている]〉を開催します。詳細は、オフィシャル・サイトをご確認ください。