清塚信也 2009/08/13掲載(Last Update:09/08/14 17:36)
日本の若手ピアニストの中でもひときわ精彩を放つクラシック界の貴公子、
清塚信也のニュー・アルバム
『ラプソディ・イン・ブルー』(WPCS-12353 税込3,000円)が9月9日にリリースされます。
清塚信也はこれまでに、ドラマ
『のだめカンタービレ』のサウンドトラック演奏および劇中の“千秋真一”の吹き替え演奏を担当。映画『神童』では主人公“和音(ワオ)”の吹き替え演奏、ピアノ演奏指導に加え、講師役で出演。その他、映画
『天国はまだ遠く』のオリジナル・サウンドトラック演奏など、クラシックのフィールドにとどまらない幅広い活動で話題を呼んできました。
一方、本格的なクラシックのフィールドではコンサート活動を旺盛に行ない、多くのファンを魅了しています。2007年に発表したアルバム
『熱情〜Appassionata〜』では、
ベートーヴェンと
ショパンの堂々たる演奏が高く評価されました。
今回リリースされる『ラプソディ・イン・ブルー』は、『熱情〜Appassionata〜』に続く本格派クラシック・アルバムの第2弾になります。
収録曲目は、
ドビュッシー「夢」、ショパン「別れの曲」、リスト「ラ・カンパネラ」、ガーシュウィン「ラプソディ・イン・ブルー」、
シューマン「トロイメライ」といった人気曲が満載。どれもロマンティックな作品で、夢見るような美しいピアニズムの世界に浸らせてくれることうけあい。
ポンセの「間奏曲」といった、知られざる名曲をひっそりと入れているところに、清塚信也のクラシックへの深い造詣とこだわりを感じさせます。
ジャケットやブックレットは、ファンタジックなイラスト仕立てになっており、手元に置いておきたくなるような素敵な一枚。クラシック通にも、クラシックをはじめて聴く人にも、安心してお薦めできるアルバムになっています。