ウィーザー（Weezer）の『ピンカートン（Pinkerton）』（写真）がデラックス・エディションとなって再発されます。

　『ピンカートン』は、全米だけで200万枚を売った前作『ウィーザー』に続く2ndアルバムで、オリジナルは1996年リリース。初のセルフ・プロデュースに挑み、よりパーソナルで深い詞の世界と、バンドとしての実力とスタイルをこれまで以上に明確に提示した意欲作。『蝶々夫人』から借りたタイトルや浮世絵を取り入れたジャケット・アートワークなど、リヴァース・クオモの親日的な部分が見られる作品としても知られています。

　今回のデラックス・エディションはCD2枚組。まだ詳細は未定なものの、リマスタリングされたオリジナル・ディスクに、数々のレア音源を収めたボーナス・ディスクの追加が予想されます。発売は米国盤が3月23日に、国内盤（UICY-1472〜3　税込3,600円）が4月14日にそれぞれ予定されています。

　セールス的には前作には及ばないものの、完成度の高い秀作として評価されている本作。新たな仕様でもお楽しみください！