結成から36年。アルバム・セールスは全世界で1億5千万枚超え。
世代を超えて愛され続けるロック・バンド、
AC/DCが、9年ぶりとなる日本ツアーを開催しました。
完全ソールド・アウトの2万人に埋め尽くされた、3月12日(金)さいたまスーパーアリーナ。アンガス・ヤングのコスプレ衣装(スクール・ボーイの格好)を身にまとったファンや、光る角(Devils Horn)を付けたファンが駆けつけ、異様な盛り上がりを見せる場内が暗転すると、次の瞬間には、AC/DCのロゴをあしらった巨大なSL風暴走/列車がステージに登場! 最新作
『悪魔の氷』のオープニング・ナンバー「暴走/列車」でライヴはスタートしました。
アルバムごとにテーマにあった巨大なセットを用意することでおなじみのAC/DCですが、巨大なSLをパイロの炎で包むド派手な演出と想像を絶するオープニングに、今回も誰もが度肝を抜かされたことでしょう。
3曲目で早くも彼ら最大のヒット・アルバム『バック・イン・ブラック』のタイトル・チューンが演奏され、会場は割れんばかりの大歓声に包まれ、10曲目の「地獄の鐘の音」では巨大なベルが登場、16曲目の「ホール・ロッタ・ロジー」では、下着姿のグラマラスな女性の風船がステージに登場するなど、ド派手な演出が連発! そして最後、鉄板中の鉄板曲「悪魔の招待状」では大砲が現れ、全19曲2時間強に及ぶ空前の大エンタテインメント・ショウは幕を閉じました。
残すは、明日16日(火)の大阪京セラドーム公演のみ。見逃した方は、いまからでも大阪行きの切符を手に入れましょう!


(C)photo by Mitch Ikeda