本日、3月31日の12:00、バンドのオフィシャル・サイト(
http://www.yurayurateikoku.com/)にて、
ゆらゆら帝国が解散を発表しました。
ヴォーカル&ギターの坂本慎太郎はオフィシャル・サイトに掲載された公式コメントで解散の理由を以下のように語っています。
「解散の理由は結局、『空洞です』の先にあるものを見つけられなかったということに尽きると思います。ゆらゆら帝国は完全に出来上がってしまったと感じました。昨年は、新曲を作ったり、旧曲のライブアレンジで新たな試みをすることで、なんとかこの出来上がってしまった感、安定感を打破しようと試行錯誤したのですが、結局自分達の中で、次ぎのアルバムに繋がるようなワクワクする感覚を得ることはできませんでした。今年に入ってから、メンバーで話し合った結果、“この3人で、やれることは全てやり切った。”“これ以上続けてもルーティンワークになるだけだ。”という結論に達し、メンバー全員納得して、バンドを解散することに決めました」
“日本語の響きとビート感を活かした日本独自のロックを追求する”というコンセプトのもと1989年の結成以来、21年にわたり、唯一無比の日本語ロックを進化させ続けてきた彼ら。昨今では海外のレーベルより作品をリリースするなど、ワールドワイドな活動も期待されていました。
突然の解散は残念ですが、メンバー3人の今後の活躍に大いに期待しましょう。
写真はラスト・アルバムにしてバンドの最高傑作
『空洞です』。