坂本龍一監修による音楽全集“commmons: schola”シリーズの最新巻
『commmons: schola vol.6 Ryuichi Sakamoto Selections : The Classical Style』(RZCM-45966 税込8,925円)が9月22日に発売されました。
クラシックからロック、民族音楽まで、ジャンルを横断して進む“commmons: schola”の音楽全集。今年4月からテレビ放送(NHK教育)もはじまり、ますます話題を集めています。
シリーズ第6巻は、クラシックでは第4弾となる“古典派(The Classical Style)。今回扱う作曲家は
モーツァルト、
ハイドン、
C.P.E.バッハ(
J.S.バッハの息子)などです。
バロック音楽とロマン派をつなぐ音楽史上もっとも重要な時代の一つ“古典派”について、坂本龍一が独自の観点から編み直し、クラシック音楽入門者/愛好家をとわず魅力的な視座を提示しています。
テーマとなる時期が長大であることから、これまでの巻では1巻につき一人の執筆家によって書かれてきたアルバム解説を、今回は専門性の高い複数の執筆家が担当することも魅力の一つ。
従来の音楽書籍であればそれぞれ一冊を要する大作曲家モーツァルトやハイドンの名演を中心に、現代までつながるクラシック音楽の礎を一冊に収めました。
“commmons: schola”をきっかけにクラシックに入門する方も多いとのこと。CDと120ページのブックレットが一つになったscholaで、クラシックの基本となる“古典派”についても、楽しく学んでみてはいかがでしょうか。