レコード会社「徳間ジャパンコミュニケーションズ」(以下、徳間ジャパン)が創立45周年を記念して、異例のオープン・オーディション<ディスカバ!>を行なうことを発表しました。
この企画は、ミュージシャンに限らず、ポップ・カルチャーに関わる全てのアーティスト及びクリエイターを募集するオーディションとなっており、過去に前例のない“プロ・アマ問わず”という異例の条件に。詳しくはこのたびオープンした45th Anniversaryスペシャル・サイト(
http://c.tkma.co.jp/45th/index.html)にて!
徳間ジャパンは1965年に日本8番目のレコード会社、太平音響株式会社として発足。後に国民栄誉賞を受賞する作曲家、遠藤実を中心に、製造ラインを持たず制作、宣伝に特化した新しい業態“レーベル型”レコード会社の魁に。その後「ミノルフォン」「徳間音楽工業」など、いく度かの改称を経ながら、現在まで45年にわたって日本の音楽シーンに刺激的な作品を登場させ続けています。
アーティストでは会社の黎明期の
三船和子、
森昌子、
千昌夫、
五木ひろし、
吉幾三などのビッグネームから現在の
水森かおり、そして今や日本の音楽シーンの代表とも言える
Perfume。レーベルでは、日本のアニメの歴史を一変させたスタジオジブリを筆頭に、70年代中期に日本初のロック専門レーベルとしてスタートし、
萩原健一や
柳ジョージを擁した「Bourbon」や、80年代初頭に
ザ・スターリン、
INU、
矢野顕子と、エッジィな最先端の音楽を世に問うた「ジャパンレコード」。80年代後期にスタートし、これもメジャー・レーベルとして初のパンク/オルタナティヴ専門レーベル「WAX」。また洋楽では
ザ・スミスを擁したイギリスのインディー・レーベル「ラフ・トレード」の配給など、国民的メガヒットからマニア垂涎のカルト作品まで、多種多彩の魅力的なアーティストやカタログの送り手となった極端な振り幅の大きさが、徳間ジャパンの最大の特徴と言えるのでは。
オーディション同様に、創立45周年を記念して11月15日よりスタートしたスペシャル・サイトではその歴史をひもとき、ジャンル別にアーティストや歴史的カタログを紹介しているほか、ヒストリカルなレーベル「WAX」「Bourbon」「ミノルフォン」の各レーベルロゴがデザインされた限定Tシャツと、所属アーティストのサイン入り徳間ジャパン45周年特製タオルのプレゼントを実施中。こちらもぜひチェックを。