1988年に
セシル・マクビー(b)、
フェローン・アクラフ(ds)と結成して以来、一度もメンバー交代をすることなく、日本国内はもちろん世界各地で意欲的な活動を続けている
山下洋輔率いるニューヨーク・トリオのニュー・アルバム
『ディライトフル・コントラスト』(UCCJ-2085 税込3,000円)が2月23日にリリースされます。
本作には、昨年10月に一緒にツアーを行なった
金子飛鳥ストリングス・カルテットを迎えており、山下いわく、「クリフォード・ブラウンのように、ストリングスと共演してみたかった」という、積年の夢が叶った作品となっています。
収録曲は、親交の深い小説家・筒井康隆の小説からインスパイアされたというオリジナルを中心に、スタンダードな楽曲をセレクト。先述のツアーでも本作収録曲をすでに多数演奏しており、好評を博しているということです。
そしてライナーノーツは、山下本人が執筆! 多数の著作を持つ山下だけに、興味深い内容となることは間違いなし。聴き応え、読み応えともに十分な一作となっています。