サザンオールスターズのベーシストにしてウクレリアンとしても独自の活動を幅広く展開する
関口和之が、
竹中直人&
分山貴美子をフィーチャリングした
『口笛とウクレレ2』(2008年)以来、約4年半ぶりとなる6枚目のオリジナルソロ・アルバム『UKULELE CARAVAN』を10月24日(水)にリリースします。
“たとえば海外でよくあるような移動遊園地のように、世界中どこへ行ってもそのまま再現出来るような”関口のそんなイメージを元に制作された今作には、ゲスト・ヴォーカル、サポート・ミュージシャンなど、総勢20名を超えるメンバーが参加。 ゲスト・ヴォーカルとして、
MONGOL800のメンバーでありウクレレ愛好者としても知られる
キヨサク、2011年に日本最大のウクレレ野外イベント<ウクレレピクニック>で共演を果たし両者念願の作品初コラボとなる
ゴスペラーズの
黒沢 薫、“ウクレレ弾き語り”というスタイルを武器にウクレレ・シーンにおいて独自の立ち位置を確立したシンガー・ソングライターの
つじあやのといったフレッシュなメンバーにはじまり、日本のポップ・ミュージックにおける女性シンガー&ソングライターの草分けのひとりとして長年シーンを牽引してきた
大貫妙子、元・
子供ばんどのメンバーであり近年ウクレレ・シンガー“ウクレレ・エルヴィス”としても多くのコアファンを持つ
勝 誠二らベテラン勢、さらには、
YOU(タレント / 女優)や
洞口依子(女優)ら、他分野からの参加も作品に華を添えています。
そして、サザンオールスターズからは
原由子がヴォーカル参加。まもなく完成されるという参加楽曲は「卒業」や「旅立ち」「出会い」をテーマとした多くの人が自らの懐かしき記憶を想起させるようなほのぼのとした楽曲となっており、コアファンならずとも多くのリスナーの注目を浴びそうです。
ヴォーカル以外でも、前回参加の口笛奏者の第一人者の分山貴美子に加えて、同じく口笛世界チャンピオン(チャイルド部門2連覇)のスーパー中学生の大庭エヴェレット、アレンジャーには過去作品でもタッグを組んだYANAGIMAN、
小倉博和、
青柳拓次(
LITTLE CREATURES)らを起用、国内に留まらず海外でも広く活躍するウクレレの名プレーヤー
IWAOのサポート参加など、まさにタイトルにも評されているように、豪華絢爛な“キャラバン隊”ともいうべき強力な結び付きによって完成された贅沢な一枚といえそうです。
また、全10曲中、オリジナル楽曲が9曲、また8曲がヴォーカル楽曲、このうち作詞・作曲合わせて(共作含む)8曲を関口自身が手がけ、まさに“ウクレレアルバム=カヴァー、インスト中心”といったこれまでのイメージを一新するような内容になっています。
ウクレレのすべてを知り尽くした関口が持つ卓越した感覚によってさまざまな角度から全曲に渡りウクレレをフィーチャーしつつも「今回のアルバムの主体はあくまでも“曲”。“色々なタイプの曲でウクレレがどう生きるか”を楽しみながら作っていった」と語るように、大人から子供まで、ウクレレ愛好家のみならず幅広いリスナーも楽しむことができる作品に仕上がっています。