待望の1stアルバム『lovedes』を発表した3人組アイドル・ユニット、Love La Doll(ラブラドール)。さる2月23日(土)には、東京「Twin Box AKIHABARA」にて1stワンマン・ライヴ〈青春GIRLZ最前線!!! 〜Loveはじめます〜〉を開催! デビュー当初から大型イベント出演や、アイドル・ランキングにランクインするなど熱い注目を浴びる中、確かな実力と軌跡を刻み付けてきた彼女たち。その晴れの舞台をレポートします!
Love La Doll 1stワンマン・ライヴ 青春GIRLZ最前線!!! 〜Loveはじめます〜 2013. 2. 23 Twin Box AKIHABARA 〜 オフィシャル・レポート 〜
昨年夏にデビューをしたLove La Dollの1stワンマン・ライヴが2月23日(土)のTwin Box AKIHABARAで開催された。六本木morph-tokyoなどを中心に地道なライヴ活動を続けていた彼女たちにとって念願だったライヴに、待ちに待ったラブラー(Love La Dollのファン)も多数詰めかけ、Twin Boxは熱気に包まれた。
オープニングと共に、活動開始当初に行なわれた合宿の模様の映像が流され、全く慣れない歌やダンスに苦悩する姿や、元DANCEROIDの愛川こずえによる振付の模様など、まだアイドルと呼ぶには未熟な3人の姿が映し出されていた。完全なる素人だったころのLove La Doll3人から、ステージ上には現在アイドルとなった3人がワンピースで登場。1stシングル「LOVE☆MAGIC」からライヴはスタート。「FRIDAY☆NIGHT」、正式にカヴァーしている「ルカルカ★ナイトフィーバー」のハイスパートなトランス楽曲の連発にフロアも大盛り上がり。そんな熱狂的なファンの姿を見て、前半のMCから3人とも涙を堪えながらファンへの感謝を伝える。
「ハテナ」「Darling」「Love in the night」と、恋する乙女心が膨らむ姿を描いた楽曲をメンバーの告白映像をはさみながら立て続けにパフォーマンス。その後のMCでは、メンバー3人がファンに煽られて、生で告白を披露し、本気で照れる姿にファンも大興奮。また、結成当時の思い出話では、着替え中でカナに「ヒールが付いたブーツで髪をかき上げる姿を見て、正直怖かった」(アヤ)とぶっちゃけ話をする場面も。
MCでユルい空気になった所でソロでのカヴァー・コーナーに突入。まずハワイアン風の青い衣装で登場したカナは木村カエラ「Butterfly」を柔らかな歌声で歌い上げ、予想外の選曲と歌声にフロアからは驚きの声が。続いて、リーがツインテールで登場しsupercell「君の知らない物語」でフロアを煽り、最後に登場したアヤが大塚 愛「さくらんぼ」でアイドルらしいキュートなパフォーマンスで締め、Love La Doll初の試みのソロ・コーナーは大盛況。
勢いでそのままで「青春GIRLZ最前線!!!」へ突入……のはずが、着替えに手間取りアヤがワンコーラス目にステージに戻れないハプニングも、リーとカナ二人で見事乗り切り、メンバーそれぞれが大きく成長したことを感じさせた。たくさんのタオルが舞う「Eyes On Me」で本編は終了。
すぐさま起きたアンコールにこたえるように、アッパー・チューン「灼熱ラブ〜アナタに夢中〜」「HONEY BEE」でフロアは一気にヒートアップ。最後の一曲を前に、「実は解散の危機があった」(アヤ)と告げるも、「個性が違う3人が集まって、最初はどうなるか不安でした」(カナ)、「最初は気を使って言いたいことも言えなかった。だけど、3人が思っていることをぶつけあって、今は3人が好きになった」(リー)、「2人の涙はアヤが全部拾うし、2人の悩みは全部聞くし、Love La Dollを全部引き受けて行きたい」(アヤ)、結成から現在までの道のりを振り返りながら、支えてくれたスタッフや家族、そして「この場でみんなの笑顔が見れたことがほんとに嬉しいです」(カナ)、「一番近くで支えて下さったラブラーのみなさん。ここまで連れてきてくれてありがとうございます」(アヤ)、「これからも突っ走って行くので着いて来て下さい!」(リー)と口々にこのTwin Boxに集まってくれたラブラーへの感謝と、今後の飛躍を誓い、最後の曲「またね」に思いを乗せて、1stワンマンは大団円で幕を下ろした。(text by エドボル)