佐野元春 2003/09/09掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
2001年に初めて行なわれ、大好評を博した
佐野元春のスポークンワーズ・ライヴ“in motion 2001〜植民地の夜は更けて”。ファンからの“今年はやらないのか!?”などの質問、“やってくれ!”などの要望、“なぜやらない!?”などの熱いメッセージを受けて、2年ぶりに開催されることが決定した。
日時は11月15・16日の2日間。会場は、前回と同じ鎌倉芸術館小ホールだ。
サウンドをバックアップするのは、これまた前回と同じく井上鑑。古今東西、あらゆる音楽に精通する“音のスペシャリスト”井上を中心とした、腕利きのミュージシャンたちが、今回も佐野のエキサイティングなリーディングを支える予定だ。
“スポークンワーズ”と聞いて、ちょっと尻込みする人も多いだろう。そんな方々にあえて言いたい。“まずは一度聴いてごらん”と。“元春ファンなら、すんなりその世界を楽しめるから安心だよ”と。
「まるで、歌っている佐野さんのバックで演奏しているようだった」、前回のライヴを終えた後、井上鑑が語った言葉だ。
佐野が放つ言葉のリズム、ビート、イメージに触発されたミュージシャンたちが、優れた即興性で演奏に変化をつける。その変化を感じ取った佐野が、さらなるリズム、ビートを生み出す……という最良の循環がそこにある。
“なんか小難しそう”そんなことないです。言葉とサウンドが生み出す詩の世界を、直に感じるだけで幸せな気分になりますよ。
“リーディングって絶叫したりするんじゃないの? ちょっと寒そう”そんなわけないでしょ。演じるのは、当代きっての言葉の魔術師・佐野元春。世間じゃ決して味わえない高度な詩のパフォーマンスを楽しめますよ。
言葉とサウンドのインタープレイ。ありふれた音楽があふれた昨今、メロディのないこのイベントでようやく“新しい音楽”を見つけられるかも。
チケットの発売は、
・2003年9月13日(土)10:00発売(鎌倉芸術館先行発売)
・2003年9月27日(土)10:00発売(一般プレイガイド発売)
*お問い合わせは、鎌倉芸術館チケットセンター(0467-48-4500)までどうぞ。